春・夏・冬休み期間にJRで販売される「青春18きっぷ」ですが、2024年冬の販売分から利用条件が大きく変更された結果、販売数が2023年度の62万枚から2025年は24万枚に大きく減ったそうです。最後に利用したのはこの変更以前でしたので偉そうなことは申せませんが、2024年冬の変更によって使い勝手がずいぶん悪くなったとは思っていましたので、「やはり」という思いでした。お客のニーズを見誤ったのか?あるいは儲けの少ないであろうこの切符を廃止しやすい状況に持っていく作戦なのか?数年後には結果が分かるような気がしています。

「カレイの沢山捕れる河口へ」道南往復の続きです。本日ご覧いただくのは長万部(おしゃまんべ)駅です。鉄道が開業したのは1903(明36)11月で、函館から北上してきた函館本線はここで倶知安・小樽経由の函館本線と、東室蘭・苫小牧へ向かう室蘭本線に分岐します。鉄道上の要所かつ長万部町の中心で、旅客列車はすべて停車します。

駅は2面4線ですが中線や側線もありました。森駅で眺めたのと同様、跨線橋からの眺めは広々と感じます。山側には北海道新幹線の高架橋が建設中です。もっと出来上がっているかと思いましたが・・。

長万部駅に降り立つのは恐らく1985(昭60)年8月・1991(平3)年1月に次いで3度目です。35年以上前なのであまり記憶がありませんが、駅舎はその数少ない記憶のまま(中は改装されたでしょうが)でした。

観光案内書の域を出ませんが、内浦湾に面した長万部町はその昔、松前藩とアイヌが激しく戦った地で、1873(明6)年に村の長が置かれたことが町のスタートとのことです(町のHPより)。町名はアイヌ語が由来です。諸説ありますが「カレイの沢山捕れる河口(オサマㇺぺ)」というのが有力な説のようです。漢字は「当て字」ですが、「この当て字にしよう」というのはどのように決められたのでしょうか?
1965(昭40)年には約1万5千人の人口を有していましたが、今は約4,500人、ただ東京理科大のキャンパスがあり、15~19歳の構成が高いそうです。
駅のロータリーには観光案内看板が立っていましたが、まだ北海道新幹線は描かれていませんでした。

長万部から再び改札をくぐります。改札からホームまでは地平の長い通路を歩き、その先の跨線橋を渡るとホームに至ります。歴史を感じる造りですが、北海道新幹線の開業に合わせて造り替えられることでしょう。

そんな長万部駅の現在の時刻表、赤文字の特急ばかりです。数少ない普通列車で乗ってきたことが、とても贅沢なことに感じます。

ところで長万部駅といえば「かにめし」が有名です。今回の「道南往復」のお昼にと意気込んでいたのですが、駅構内の店舗では冷凍品しか販売しておらず、ちょっと離れたお店に行かねばなりませんでした。
あいにく長万部の滞在時間は10数分でしたので諦め、函館行特急「北斗6号」の客となった次第です。
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